パナソニック、高齢者向け集合住宅の整備事業に参入
パナソニックが４月、全国の工務店30社と組み高齢者向け集合住宅の整備事業に乗り出すというニュースです。
自社の住宅設備機器を活用するなどで建設費を従来より約２割削減し、家賃を２～３割安くして高齢者が入居しやすくする。
安否確認などのサービスが付いた高齢者向け住宅は政府が補助金などで建設を支援しているが、割安な住宅整備で介護関連事業への民間参入が加速しそうだということです。
「サービス付き高齢者向け住宅」と呼ばれる賃貸住宅を建設、木造２階建てで20程度の部屋を設ける。
全国の工務店30社が加盟する組織を立ち上げ、各地の土地オーナーに提案するほか、建設した住宅を運営する介護事業者も紹介する。
現在の主流は鉄骨や鉄筋コンクリート製だが、工務店が建てやすい木造住宅を採用し、住宅設備機器やエアコンなどをパナソニックが一括納入するなどで、１坪（3.3平方メートル）当たりの建設費を60万円と相場より２割前後安くし2014年度で50棟、15年度で100棟の受注を目指すということです。
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