ゴルフクラブ用品メーカー、シニア増加に対応
ゴルフ用品メーカー各社が弾道の安定しやすいゴルフクラブを拡充しているというニュースです。
横浜ゴムは6日、インパクト面を広げてミスショットを防げる新ブランドを発表、ブリヂストンスポーツも5月、ベテランゴルファー向けの軽量クラブを発売した。
ゴルファーの高齢化に伴い、市場ニーズは飛距離より安定性を重視しがちなことに対応しているようです。
横浜ゴムが10月に発売する新ブランド「iDナブラX」は、ドライバーヘッドのインパクト面を従来比1.5倍に広げてミート率を高め、シャフト部分には特殊な炭素繊維素材を採用、ムチのように強くしなることでヘッドスピードを高め、飛距離も確保する。弾道の安定性と飛距離を両立させた。
メーカー希望小売価格は8万4000円と従来品より1~2割高いが、高品質なクラブを求める50代以上のゴルファーに受け入れられると判断し、ドライバーのほかフェアウエーウッド、アイアンのクラブ一式をそろえ買い替え需要を狙う。
シニア向けのゴルフクラブでは、ダンロップスポーツの「ゼクシオプライム」が先行。
ブリヂストンスポーツ「ファイズプレミアムモデル」が追随し、各社はインパクト面を広げるとともに、クラブを軽量化し振り抜きやすいよう改良しているようです。
ゴルファー層の厚い団塊世代が高齢化するのに合わせたクラブの商品化は今後も続きそうだということです。
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