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東急電鉄 沿線住民向け、家事代行サービス参入

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東京急行電鉄が沿線地域の住民を対象に家事代行サービス事業に参入するというニュースです。
11月以降、清掃や住宅の修理のほか、高齢者宅への定期訪問など幅広い生活関連サービスを展開、最近は駅構内の物販サービスを充実させる「駅ナカ」ビジネスが注目されていたが、東急電鉄は他社に先行して家庭向けサービス、いわゆる「家ナカ」事業を拡大し、自社沿線の魅力を高めたい考えだということです。
東急電鉄本体が乗り出すのは「家ナカお助けサービス」。
「ベルキャスト」と呼ぶ専門スタッフが自宅を訪れ、庭の手入れや宅内の簡易清掃、ハウスクリーニングなどを請け負い、横浜市、川崎市の沿線でサービスを始め、来年には都内も含む沿線全域に広げる。
料金は定額制で、家庭用エアコンの清掃は1万2千円程度、レンジフードとキッチン回りの清掃は2万円台を想定している。
12月にはベルキャストが毎週1回、独り暮らしの高齢者宅を訪ねる「シニア定期訪問サービス」に乗り出す。
5分程度の軽作業ならばベルキャストが無料で対応、買い物の相談や世間話など「現代版御用聞き」の役目を果たし、月額料金は1050円だが、別途グループの東急セキュリティが提供するサービスに加入することが必要。
東急電鉄は6月に「東急ベル」の名称で、沿線17市区を中心にグループのスーパーや百貨店などの商品を宅配するサービスを始め、今回の沿線住民向けの家ナカお助けサービスも東急ベル事業の一環で、今後は子育て関連などメニューを広げる予定。
数年後、東急ベル全体で年間300億円の取扱高を目指す。
都市圏の鉄道会社にとって家庭向けサービスは今後有望な収益分野とされ、京王電鉄は介護付き有料老人ホーム事業に参入。
小田急電鉄や京浜急行電鉄は駅の高架下などで保育施設を展開中、近畿日本鉄道も沿線住民の生活支援サービスに力を入れている。

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