公共交通事業の強化 23区にコミュニティーバス続々と
東京23区で公共交通事業を強化する自治体が相次いでいるというニュースです。
港区や墨田区はコミュニティーバス運行に力を入れ、豊島区は既存バス路線への補助を開始。
住民の高齢化に伴い、都心部でも外出や買い物に不便を感じる「交通弱者」や「買い物弱者」が増えているため。
利用者が少なく採算が合わず、事業に慎重な区もあり対応は割れているようです。
港区はコミュニティーバス「ちぃばす」の新規5ルートの運行を、今年度から本格開始。
既存の田町、赤坂の2ルートに、高輪、芝、青山、麻布、芝浦港南の5ルートを加えて計7ルートとした。
料金は100円(小学生以上)。富士急グループのフジエクスプレスに運行を委託。
新規5ルートの運行経費は年間で約4億円かかるのに対し、今年度の収入は2億2300万円程度にとどまる見込みで、赤字は差し引き1億7700万円。補助金を投入して運行を維持。
墨田区も今春からコミュニティーバスを導入、豊島区は廃止が検討されていた民間の既存のバス路線に区が補助する形をとり始めた。
地域によっては路線バスの廃止、撤退する地域もありますが、高齢者が増える事によって、公共の交通手段の利用や重要性は増しているので、こういう交通事業強化は進めていって欲しいですね。
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