大和ハウス工業子会社のスポーツクラブＮＡＳが１日、同社最大規模のフィットネスジムを荒川区西日暮里に開業するというニュースです。
最上階の８階全体は、高齢者から子どもまで幅広い世代が楽しめる昭和の街並みを再現し、歌声喫茶や囲碁など主に高齢者向けの憩いの場も用意して新型店舗で会員の層を広げるということです。

外見は普通のスポーツクラブだが、最上階の８階には高度経済成長期の東京の風景を再現した交流スペース「元気横丁」を設置、60歳以上の専用会員（無料）が利用できるロイヤルルームには囲碁や将棋盤などを用意し、自由に歓談できるようにした。
映画館では「ローマの休日」など昔懐かしい作品を上映。コーヒーや軽食を販売する喫茶店やカラオケルームも設置した。
学校にある机やイスが並べられたコミュニティースペースではカルチャー教室や催しを開く。客にこの場所を貸し出し、書道など得意技術を子どもたちに指導してもらうことも計画している。
元気横丁はスポーツクラブの会員であれば無料で利用でき、開業後３カ月間で利用状況や客の反響を見極めた後、元気横丁とジムにある浴室だけを使える会員の創設なども検討していく。

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