北洋銀行、介護報酬債権買取で医療法人に資金提供

北洋銀行が介護報酬債権を間接的に買い取る形で取引先に資金を供与する事業を始めたというニュースです。
第１弾の対象は札幌市内の社会医療法人康和会が介護サービスの見返りで受け取る介護報酬債権。
康和会にとっては、銀行から直接借り入れる枠を維持しながら、柔軟に資金調達できるようになる利点がある。

同行がつくる特別目的会社が、康和会から債権を買い取り、買い取りに必要な資金は同行が介護報酬債権を裏づけに融資。
北洋銀行は融資以外にも多様な資金供与手法を提供することで、医療法人との取引を厚くする。

北洋銀行は債権の流動化事業に力を入れていて、医療機関が診療で受け取る診療報酬や、薬局の調剤報酬の債権を買い取り、資金を供給する実績を積んできた。