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シニア起業が増加傾向に 経験・人脈生かし、雇用の受け皿として期待

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シニアの起業が活発になっているというニュースです。
2011年度は60代以上の起業が全体の6.6%となり、この比率は米リーマン・ショック前の1.5倍に増えたということで、企業OBが経験や人脈を生かす例が多く、年金の支給年齢引き上げを控えて雇用の受け皿としても期待が高まる。

日本政策金融公庫によると、起業した人のうち60代以上の比率は01年度の3.9%から07年度は4.3%まで増えた後、リーマン・ショックを経て増加ペースが加速。
11年度は開業社数から単純計算すると2200社余りが起業した。
高齢化が進んだ影響もあるが、雇用環境が悪化するなかでシニアが企業に頼らない新しい働き方を模索した結果ともいえる。

会社員が加入する厚生年金は支給開始年齢が13年度から徐々に65歳まで引き上げられる現状の中で、企業を退職した後の収入をどう確保するかは切実な問題ですが、シニア起業はこの難題にも一つの解決策を示しつつあるということです。

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