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24時間訪問介護に対応 定額制で1日複数回派遣

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ジャパンケアサービスなど介護大手が24時間対応の訪問介護サービスを相次ぎ始めるというニュースです。
4月の介護報酬改定で24時間サービスが新設されたため、いち早く導入し利用者の選択肢を増やす。
一定の料金で1日に複数回、訪問ヘルパーを派遣し、急な呼び出しにも応じ、費用の高い老人ホームに入所しなくても、安心して自宅での生活を続けられるようにする。

24時間サービスは訪問ヘルパーや看護師が利用者の自宅を1日に複数回訪れ、食事の介助や体調管理といったサービスを提供する仕組み。
利用料は介護度に応じた定額制で最も重い「要介護5」の場合、1カ月の自己負担額は3万450円になる。

12年度の介護保険費は8兆9000億円と前年比7%増える見通し。
国は保険費抑制のため、費用のかかる有料老人ホームなどに入居する施設介護から、比較的費用の安い在宅介護への移行を促している。

介護職員が24時間常駐する有料老人ホームでは、3万5830円(要介護5)の介護保険料の自己負担分に加え、食費や光熱費などに月15万~30万円程度かかるとされる。
介護が必要になっても24時間対応サービスを使って自宅での生活を続けられれば、利用者の経済的負担も軽減できる。

ある程度人口密度の高い地域でないと事業継続は難しいでしょうし、24時間サービスは深夜もヘルパーを待機させる等費用もかかるので参入に慎重な姿勢を見せている企業もあるようで運営効率をいかに上げるか課題ですね。

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