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看護学部の新設相次ぐ 全国の定員20年で30倍に

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看護系学部を持つ大学が右肩上がりで増え続けているというニュースです。
1992年に国が看護系大学の整備指針を出して20年、学校数は約20倍、入学定員も約30倍に増加、今後も新設が相次ぐ見通しということです。
病院や介護現場などのニーズは高く、民間企業への就職難もあって志願者も増加しているようです。

かつて専門学校や短大の独壇場だった看護師養成に4年制大学が相次いで参入したことが増勢に拍車をかけているようで、文部科学省によると、看護師養成課程のある学部・学科を持つ4年制大学(看護系大学)は91年度の11校から2012年度の203校と増加。
入学定員も91年度の558人から1万6876人に増え、看護師国家試験の合格者のうち、4年制大学出身者が2割超を占めるまでになった。
13年度以降の新規参入を目指す大学も多く、来春に定員80人の看護学部の開設を申請中の関東学院大(横浜市金沢区)は全国からベテラン教員を集める。
同校を含め、13年度も計8校が看護系学部の新設を予定しており、文科省の担当者は「今も学部新設に関する電話相談は後を絶たない」ということです。

看護師不足を受けて92年、看護師等人材確保促進法が施行され、同法の基本指針で国は「資質の高い看護師を大学で養成することが社会的に要請されている」と看護系大学の充実を求めた。
06年の診療報酬改定で看護師を手厚く配置した病院の報酬が上がる仕組みに変わったことも、ニーズをより高める結果となった。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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