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都内自治体が高齢者の熱中症対策  戸別訪問や公共施設に熱中症防止シェルター

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東京都内の自治体が住民向けの熱中症対策を始めたというニュースです。
高齢者宅への直接訪問や予防用品の配布に取り組む。公共施設に涼める場所を設けて高齢者らに1カ所に集まってもらう自治体もある。各自治体は「住民が節電に励むあまりに熱中症にかかった、ということがないようにしたい」と狙いを話す。

千代田区は「介護サービスを受けていない85歳以上」と「エアコンを設置していない65歳以上」の高齢者のみが住む世帯(一人暮らしを含む)の約720人を対象に保健所の保健師や看護師らが戸別訪問し、訪問先で、高齢者に熱中症にならないための工夫やなってしまったときの対処法をアドバイスする。
7月末までに対象の全世帯への訪問を終え、見守りが必要な世帯数をまず把握し、支援が必要な世帯への見守りを8月末まで続けていくということです。

中央区は7月、区内3カ所にある高齢者が集う施設「いきいき館」で、「冷却スカーフ」の配布を始め、いきいき館や高齢者の見守り活動をしている民間団体などを通じて計約2000枚を配布。
稲城市は7~9月、公民館と児童館の両方の機能を持つ文化センターなど市内16カ所の公共施設のロビーなどを、冷房がきいて涼しい「熱中症防止シェルター(涼み処)」とし、シェルターの場所を市の広報で高齢者に知らせ、足を運んでもらう。

先日品川区が「避難シェルター」を設けたというニュースを掲載しましたが、真夏の暑さに備え自治体の取組みと、こういった取組みを一人でも多くの高齢者に利用してもらえるように知らせて欲しいですね。

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