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アシックス 高齢化社会に対応し介護予防用品事業に参入

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株式会社アシックスが、日本の高齢化社会に対応し、高齢者の健康維持に主眼を置いた商品を順次展開するなど、介護予防用品事業に参入するというニュースです。
その第一弾として、2013年3月から、歩くことで健康維持を目指したシューズ「ライフウォーカー」を発売するということです。

事業領域の1つとして「健康・快適」を掲げ、スポーツにおける技術資産を活用し、人々の生活の質を高めるなど、生活に貢献できる製品・サービスを継続的に創出することを中期経営計画の重点戦略に定め、介護については、歩くことで予防や改善が期待できるとの判断から、今回、当該事業向けに位置付けたはじめての商品として、長年のスポーツシューズやウオーキングシューズ作りで得た多くの知見を生かした、歩きやすさ、着脱性にこだわったシューズを開発・作製する。

新たに展開するシューズは5品番(男性用2品番、女性用3品番)で、介護予備軍(予防者)から軽度の要介護者までを対象として、足裏全体を使ってしっかり接地しながら前に進みやすい機能を有し、着用者本人だけではなく、本人以外でも脱ぎ履きさせやすい形状にしたほか、高齢者の日常生活を調査し、普段着に合わせやすいデザインにしている。
主に全国の介護事業者、百貨店、総合スーパー、靴専門店などに対し受注活動を順次開始し、初年度は約3億円の売上を見込んでいるということです。

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