ＪＲ東日本、子育て支援と高齢者福祉の複合施設を開設へ

東日本旅客鉄道が子育て支援と高齢者福祉の複合施設の事業を始めるというニュースです。
第１弾として2013年３月１日、東京都武蔵野市にある中央線の高架下に設け、子どもと高齢者など多世代交流をテーマに、住民が暮らしやすい沿線づくりを目指すということです。
施設名は「コトニア吉祥寺」でＪＲ西荻窪駅から吉祥寺駅方面に徒歩で約５分の位置にあり、子育て支援施設は東京都の独自の設置基準にもとづく「認証保育所」の形態で、グローバルキッズに運営を委託する。
高齢者福祉施設は２つ設け、１つは通所介護と訪問入浴介護の形態で、三祐産業に運営を委託。
もう１つは運動とリハビリに特化した通所介護で、タックライフサポートに運営を委託する。
それぞれの施設をテラスでつなぎ、子どもや高齢者ら各施設の利用者が相互に交流できるようにし、夏祭りや敬老の日、クリスマス会などの季節のイベントを共同で催す。
ＪＲ東日本は今後、地域のニーズを踏まえながら、保育と介護を一体化した施設を増やす予定だということです。