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元気なうちに代理人を選ぶという事

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年齢を重ねると体力はもちろん判断力などの衰えは避けられませんが、発生する出てくる様々な問題の1つにお金の管理が挙げられると思います。
介護サービスの契約や医療費の支払いなどが難しくなったり、近年では振り込め詐欺や悪徳商法等トラブルに巻き込まれたりすることが後を絶えません。
貯めた財産を守り、思い通りに使うには、どう備えればいいか?
それらの問題の解決する方法の1つに任意後見などの契約を結ぶ事が上げられると思います。
判断能力が不十分な人の生活や財産管理を手伝ったり、守ったりするのが「成年後見制度」ですが、既に判断能力がなく、家庭裁判所が後見人を選ぶ「法定後見」と、元気なうちに財産管理や療養看護の事務手続きなどを代理で担う後見人を決める「任意後見」と2つあります。
任意後見は本人が選んだ相手と契約を結び、判断能力が低下したら本人や配偶者、4親等以内の親族などが家裁に申し立てます。
高齢者の将来の備えとして、これから任意後見の利用は有力な選択肢になっていくはずです。

高齢者などの預貯金の出し入れや、医療費など日常的な金銭管理を支援する「日常生活自立支援事業」や、地域の成年後見センターの中には、自立支援事業に任意後見などを組み合わせたサービスを提供するところもあるようですし、弁護士や行政書士、ファイナンシャルプランナーに相談をしてみることも視野に入れて、代理人選びを考えてみるのも1つの方法だと思います。

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