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住宅設備メーカー 高齢者向けに介助しやすい製品を相次いで開発

住宅設備メーカーが高齢者施設向けに介助しやすい製品を相次ぎ打ち出すというニュースです。
パナソニックは2人同時に介助できる2室連結浴室を開発し、YKKAPは車イスを介助しながらでも片手で開けられる窓を売り出す。
高齢者施設は増設が続く一方で慢性的な人手不足が問題になっているが、介助の効率を高められる設備で需要を取り込むということです。
パナソニックは2013年2月に2室連結浴室を売り出し、それぞれに浴槽とシャワーが整った2室の間に幅1.6メートル、高さ2メートルの開口部を設けた。
カーテンで視界を遮って使うことを想定しており、介助者が高齢者2人を負担なく見守れるようにし、初年度2億円の売り上げを目指す。
YKKAPが13年3月から販売する窓は介助者が片手で安心して開けられるのが特長で、テコの原理を使い軽い力で開く。
引き手に指はさみを防ぐストッパーを加え、高齢者が誤って手を出しても動く窓に指を挟まないようにすることで、介助者が車イスをいったん遠ざけてから窓を開閉する手間をなくす。
3年後に105億円の売り上げを目指す。
TOTOも12年12月、高齢者施設のトイレ向けに便器前方に体重をかけられるアームレストを売り出す。
壁に取り付ける幅13センチの厚い板を支えに高齢者が腰を持ち上げやすくし、排せつの介助をしやすくする。

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