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自分年金 いくら必要?

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自分は何歳まで生きるかを考えた時に2010年の日本人の平均寿命は女性が86歳、男性は79歳、ただしこれは0歳児が何年生きるかを示したもので、より目安になる年齢別の生存率によると男性の生存率が25%を切るのは90歳で、女性が25%を切るのは95歳になるそうです。
男女ともに4人に1人が90歳になる時代に備え、資産形成をする必要があるとも言えます。

一般的に備えの基本が死亡するまでもらえる公的年金であることには変わりはありませんが、厚生労働省によると会社員と専業主婦の夫婦の場合、年金の平均受給額は23万円/月。
最低限の日常生活を送れるとされる22万円/月を上回り、60歳〜64歳までの年金空白期間が仮に無収入でも、退職金(大卒会社員の平均2,000万円)で補えば暮らせます。
ただ、旅行や趣味などを考慮した、ゆとりある生活を送れるとされる36万円/月で想定すると事情は変わってきます。
2,000万円の退職金を合わせても、夫婦が平均寿命まで生きると2,680万円が不足し、2人とも90歳まで生きると不足額は4,060万円まで膨らむ計算になります。
現在の低金利を考えると預貯金だけでは決して簡単では有りませんし、最近では50代迄教育費や住宅ローンの返済の為に、資産運用に回す資金が貯まらないという事も多いはずです。
それに加え介護費用に関わる費用等、必要に迫られる事態も想定しないといけません。

自身で計画を立てる事はもちろんですが、第三者の客観的な手を借りて、老後資金も想定したライフプランを真剣に考えなければいけない時代になっているのかもしれません。

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